概要
市内モデル校3校における44の部活動に対し、地域部活動に係る統括団体として、地域クラブ活動の運営を実証的に実施しました。
また、その過程で統括団体として必要な業務の洗い出しや、持続可能な運営に向けた体制整備・収支構造の検証を行いました。
主な取り組み
指導体制・労務管理の整備
兼職兼業の教員・部活動指導員・一般指導者との業務委託契約を締結し、以下のような運営体制を構築しました:
- メールおよび【Slack】による連絡体制
- 労務管理・給与明細発行・日報提出に対応した【ジョブカン】アプリの導入
- 電子契約による業務委託の効率化。
これにより、指導者がスマートフォン一つで各種管理業務を完結できる仕組みを整え、現場の負担軽減と透明性向上を実現しました

指導者の質の保証・量の確保
事前研修(職務理解・リスクマネジメント・コーチング・AED実習など)を体系的に実施し、指導の質を向上。
また、以下の手法で指導者の新規確保にも成功しました:
- 地元サークルや保護者への呼びかけ
- 市スポーツ協会・各競技団体との業務連携
- 近隣大学(埼玉大学など)への協力依頼
関係機関との連携と情報共有
統括団体と市スポーツ協会の業務連携により指導者派遣や連絡体制のスムーズな運用を可能にしました。

生徒の自立を育む特別講習会を実施
美園南中学校剣道部の生徒を対象に、「自立を育む講習会」を特別実施しました。
本講習会は、Fountainの講師2名が登壇し、問題解決の手法や目標設定の考え方について約2時間の講義を行いました。

生徒からの感想文

